3月11日
東日本大震災が発生して、3年が経ちました。
3年前のあの時、僕と中島は、群馬県へ向かい車で移動中でした。
高速道路を走る中、どうもハンドルを取られる中島が
「あれ?あれ?……」
と動揺する中、道路が弾むように揺れていたことを、昨日のことのように思い出します。
結局、群馬県での仕事は延期となり
その時、向かうはずだった場所は、崩落しておりました。
それから自宅へ帰る道のりは、12時間以上かかりました。
この大震災で、本当にたくさんの方々の大切な命、ふるさとが失われました。
3年が経った今もなお、あの時のまま止まっている時間を過ごされている方々が、どれほど
おられることか。
僕は昨年8月に岩手県一関市にある児童養護施設「一関藤の園」へ。
今年1月に岩手県盛岡市にある児童養護施設「和光学園」へ訪問しました。
大震災後からの復興は、なかなか思うように進んでいないことを実感しました。
それでも子ども達は笑顔で迎えてくれましたし、それぞれの生きる道を、粛々と歩んでいる
ように感じました。
これからも歩みは遅くとも、未来へ向かう力を、微力ながらも応援しご協力できればと思っ
ています。
最後に、この東日本大震災でご家族を亡くされた皆様へ。
心より、深くお悔やみを申し上げます。
SRSボクシングジム 坂本博之